独立するディーラーさんが陥る罠

こんにちわ、台風12号前の沖縄からひさびさのブログ更新です

先日、以前よりおつきあいのあったディーラー営業マンさんより、お電話をいただき独立の相談をうけました。

今回はそのご相談の中で思うことを書いてみようとおもいます

「ディーラーで独立しよう」

これは、ある程度キャリアをつんだディーラー営業マンなら一度は頭をよぎったことがあることではないでしょうか!!

幸い今の時代、FCシステム(独立採算)での受け入れ体制の整ったディーラーさんが全国にあるので、資本を持たずしてディーラー独立とは難しくない時代になりました。だからこそ独立という道を考える営業さんが今の時代は多いのだとおもいます。

ただ、ディーラーとしての独立では気をつけなくてはならない「大きな罠」があります

その大きな罠とは・・・・・・・・

自分も独立を経験して感じたことですが

「いままでの仕事が通用しない」ことです

独立をするぐらいですから、本人はかなりの自信があって独立するのだとおもいます

時間的自由
精神的自由
金銭的自由

を夢みて

ただ、現実は・・・・・・うまくいっている方は少ないようにみうけられます

独立して初めて、雇われていた会社の看板やシステムに依存して売上があがっていたことを気づかされます。もちろん自分自身も会社を辞める前は自分の力を過信して、独立後に痛い思いをしました

雇われのディーラーセールスをする以上、ほとんどの場合所属するディーラーさんの仕事のやり方で営業活動をします。そして、そのやり方で顧客の信頼を獲得し、売上を向上させていきます。そして、それが自分の営業スタイルになるのです

ここに美容ディーラーの独立の「大きな罠」があるのです

1 値引きであれば、以前の会社とメーカーさんとの関係性があったから
2 教育であれば、メーカーさんのフォローがあったらから
3 情報であれば、定期的に情報をくれるメーカーさんがいてくれたから
4 クライアントとの関係性であれば、そこに割ける時間とお金があったから
5 納品であれば、事務員さんや荷出しさんのフォローがあったから
6 訪問でれば、訪問にだけ使える時間があったから

などなど

自分の磨き上げた営業スタイルというのは、所属していた会社だから成り立った営業スタイル(方法)なんです。「自分のスタイル」ではなく「勤めていた会社のスタイル」なのです

独立とはその社内独立を除いて、以前の会社から離れることを指します

独立をすると、その「会社のスタイル」ができなくなることが多いです
なぜなら、一人だからです。

1 値引きは自分の給料をを削らなれけばなりません
2 教育はメーカーさんはなかなかお手伝いしてくれません
3 情報は与えられるものではなく、自分でとりにいかねばなりません
4 クライアントとの夜の席は時間とお金がかかります
5 納品は配送すれば送料がかかります。
6 定期訪問をすれば時間と経費がかさみます

だからこそ、独立後に自分の無力さに気づかされます

自分が感じるに数人のディーラーさんの独立をみてますが、独立前より幸せそうな方は少ないです。もちろん独立して最高の生活をおくっているディーラーさんもいらっしゃいます。

最高の独立ライフをすごすには、過去の自分との決別しかありません。自分の過去の営業スタイルを捨てて早めに新しいスタイルを見つけことです。新しいスタイルを見つけることで、クライアントさんとのご縁が切れてしまうかもしれませんが、それはむしろ誇らしいことだとおもい、変化を楽しまなければなりません

独立後の生活を最高にするか?しないかは?

自分の変化しだいです!!

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